このまちに

 

真剣。



 

平井竜一 第4期マニフェスト

 


市民の皆様へ

 私はこれまで3期12年間「市民との協働によるまちづくり」を基本理念に、様々な課題に取り組み、池子の森自然公園の実現や、逗子海岸を日本一安全なファミリービーチとして復活するなど着実に歩んできました。

 一方、2017年に財政危機に直面しましたが、皆さんのご協力により財政の安定性を取り戻す道筋をつけることができました。逗子市は「自分たちのまちは自分たちが創る」という高い自治意識に基づいて、素晴らしいまちに進化し続けていると実感しています。

 私は、これからも市民の力を信じ、人口減少と超少子高齢社会を乗り越えるべく果敢に挑戦し、逗子の未来を皆さんとともに切り拓いていきます。これまで同様、力強いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

逗子市長 平井 竜一



 

PROJECT 


1. 総合的病院誘致

  プロジェクト

 総合的病院誘致という逗子にとって30年来の悲願達成まであと一歩です。現在、医療法人社団 葵会は109床の開設許可を得ていますが、最終的に300床規模をめざして、救急医療、在宅医療の後方支援、災害時医療拠点等の役割を担い、市民の命を守る病院を必ずや実現します。

総合的病院の配置計画図
総合的病院の配置計画図

2. 池子の森

   プロジェクト

 池子の森自然公園の豊かな自然を守りながら市民の皆さんが憩いの場としてより一層楽しんでいただけるよう、緑地エリアの平日利用のルールを作ります。そして、池子米軍住宅の新たな施設整備計画には、緑を守る原点に立って国と交渉し、池子の森の一部返還を実現します

豊かな自然が残る「池子の森自然公園」
豊かな自然が残る「池子の森自然公園」

3. シティプロモーション

   プロジェクト

 人口減少と少子高齢化が進む逗子市が発展していくには子育て世代の転入増が必要です。そのためにシティプロモーションに一層力をいれます。

 特に、東逗子と小坪の活性化をめざし、東逗子駅前用地の整備や、小坪海浜地域活性化計画を策定します。

東逗子駅前ひろばのイルミネーション
東逗子駅前ひろばのイルミネーション


 

GOAL 20 


 4期目にあたり、逗子のあるべき姿を5つのビジョンの下に20の政策としてお示しします。それは、総合計画実施計画の中でも市長として特に重点的に進めていく政策です。達成度を毎年公表します。これらは4期目の4年間で私が皆さんにお約束するゴールラインです。市長と市民が目標を共有しながら、逗子をもっといいまちにするために共に努力を重ねていきましょう。これから皆さんとの対話を通じて、政策をどんどん進化させていきます。


Vision 1. 市民が逗子を創る


財政の健全性を保つための条例を制定するとともに、自治基本条例の制定によって市民自治を確立します

    4つの住民自治協議会が立ち上がり、地域の課題解決に取り組むなど様々な自治活動が活発に行われています。また、アートフェスティバルを市民が自らの力で創ったように、市民と事業者と行政が力を合わせてまちを創る新たな動きが始まっています。

Next・・・

①財政の健全性を維持するため、財政健全条例を制定します

②市民参画による総合計画中期実施計画の策定と進行管理、市民協働の組みを確立し、自治基本条例を制定するとともに、小学校区地域づくり計画を策定して地域自治を充実します

自治基本条例ワークショップの様子
自治基本条例ワークショップの様子


Vision 2. 安心だから、ずっと逗子に住み続けたい


地域包括ケアシステムの推進で、
地域が支え合うまち

    在宅医療介護連携相談室を中心に自宅で最期まで自分らしく暮らすための地域包括ケアシステムが始まっています。

Next・・・

③自治会や社会福祉協議会などと連携し、ども、高齢者、障がい者などの地域における支え合いを全市に展開します

④病院,診療所,介護の連携を強化し、高齢者を支える地域包括ケアシステムを充実


災害時避難困難者の支援体制を構築し、災害に強いまち

    津波や土砂災害ハザードマップ作成、津波避難路整備、避難所運営訓練、食料備蓄など防災対策を進めてきました。

Next・・・

⑤防災無線デジタル化、住宅耐震化・ブロック塀撤去補助など対策とともに、地域との連携災害時難困難者の個別支援計画を策定し、防災対策を強化します

 

障がい者グループホームの増設で、

地域で安心して暮らせるまち

    障がい者グループホームの設置など、障がい者が住み慣れた地域で暮らしやすい環境づくりを進めてきました。

Next・・・

⑥障がい者の暮らしを支えるグループホームを増設し、就労の場を確保します



Vision 3. 子育てするなら逗子


子育て支援をさらに充実

    こども発達支援センター開設、ふれあいスクールや親子遊びの場ほっとスペースの全小学校区設置、保育園や学童保育の定員拡大、池子の森プレイパークなど子育て支援を充実してきました。

Next・・・

⑦保育園・認定こども園の増設により待機児童ゼロを実現します

⑧小児医療費助成を中学3年生まで拡大

⑨こども発達支援センターや子育て支援センターなどを連携させ、安心して子育てできる環境を充実します

⑩子育てサポーターを育成し、子育て世代の支え合いを拡充


教育日本一へ

    全学校へのエアコン整備やトイレ改修、中学校給食の実施、少人数指導教員やスクールカウンセラー配置、特別支援教育の充実など、学校に予算を重点配分して教育の向上に力を入れてきました。

Next・・・

⑪タブレット端末やAIの導入など学校教育のICT化を進め、教育内容を充実

⑫幼・保・小の連携カリキュラムの構築やアクティブラーニングの導入、英語教育の強化を進め、質の高い教育によって全ての子どもの学力と生きる力を育みます

⑬小中学校を地域運営協議会によるコミュニティスクールに移行し、地域連携を強化します



Vision 4. 豊かな自然と潤いのある共生都市 逗子


生ゴミ分別と脱プラスチックで「ゼロ・ウェイストタウン宣言」!

自然エネルギーの普及で、持続可能なスマートシティを創る

   「燃やさない、埋め立てない」を基本に、生ゴミ処理容器普及や小型家電リサイクルなどの資源化、ごみ処理有料化、葉山との連携により、可燃ゴミ3割、不燃ごみ6割の減量を達成しました。

Next・・・

⑭生ゴミ分別処理の導入、さらに脱プラスチック社会をめざしたプラごみゼロ宣言を行い、最終的にゼロ・ウェイストタウンを宣言します

⑮太陽光発電などの自然エネルギーを普及するとともに、自治体電力事業に官民で取り組み、エネルギーの地産地消による経済の地域内循環と環境との共生をめざします

市街地の緑化推進で、まちなみ景観と緑を保全・創出

    まちづくり条例等の厳格な運用による乱開発の抑制、市街地緑化のためのシンボルツリー助成制度などで、緑とゆとりある住環境の保全に取り組んできました。

Next・・・

⑯景観デザインコード普及やシンボルツリー助成などにより市街地の景観を向上します

⑰まちづくり条例等によって乱開発を抑制するとともに、住環境形成計画を策定して空き家対策にも取り組むなどゆとりある住環境を守ります



Vision 5. 個性あふれ、地域が元気な逗子


商工業振興計画を策定し、地域を元気に

    東逗子地域は総合的病院誘致に加え、東逗子駅前用地活用計画の検討を進めています。小坪地域は国有海浜地の活用を含めて小坪漁港と海浜地全体の活性化を図るチャンスです。

Next・・・

⑱創業支援や事業継承支援、企業誘致などをめざした商工業の振興計画を策定し、地域の活性化を推進します

 

クリエイティブな働き方やフェアトレードを新たな魅力に

    逗子の豊かな自然の中で、IT技術者やデザイナーなどが逗子で働ける環境整備が始まっています。また、フェアトレードタウン宣言を契機に国際交流と多文化共生の輪が広がっています。Next・・・

⑲IT技術者やデザイナーなどのクリエイターが活動しやすい環境を支援し、クリエイティブな働き方を逗子の新たな魅力として創出・発信

⑳東京オリンピックを契機にスポーツと国際交流を推進するとともに、アートフェスティバルなどの文化のまちづくりやフェアトレードを一層推進し、逗子の魅力を高めます