逗子海岸花火大会開催について

 財政面から見ると、多くの事業が廃止縮小される中、一日のために1300万円を費やすのはどうかという意見はもっともです。一方で、花火を中止することで、まちが活気を失うマイナス面も否めません。それらを考慮した上で、開催を決断できたということは、財政的にはそれだけ余力が戻ったということでもあります。議会のチェック機能と議決権がいかに重要かを示す議案でした。

 さらに言えば、予算化にあたって、市民の意見を聞く機会を作ってほしかったと思います。これから、様々な事業が復活していく度に予算の優先度が問われます。その過程で、どの事業を優先するのか、市民の意見を丁寧に聞くことが何よりも大切だからです。