総合病院 Now
総合病院の完成イメージ図が葵会から提出
現在、誘致を進めている総合病院計画は、8月に109ベッドの病院開設許可が県から葵会に対して下りています。並行して。逗子市では都市計画変更手続きを進めています。
今週、葵会が現時点の完成予想のイメージ図を市に提出しました。
2018/11/30
逗子市にとって長年の悲願である総合的病院の誘致。現在、医療法人社団 葵会と共に様々な手続きを進めています。今、どこまで進んでいるのか ? 今後の見通しは ? 皆さんの疑問に詳しくお答えします。
総合病院誘致の現状と課題
1.葵会の病院計画概要
(1)病床数
開設時200床以上、最終的に300床規模
(2)救急体制
内科・外科は二次救急の三浦半島輪番制に参加
さらに24時間365日救急体制をめざす
小児科は医師の確保ができ次第実施
(3)診療科目(全13科)
内科・循環器科・小児科・外科・脳神経外科・整形外科・婦人科・口腔外科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・泌尿器科・リハビリテーション科
(4)その他
災害時の拠点、在宅療養の後方支援、地域医療との連携
2.現 状
(1)葵会に県から109床の病院開設が許可
(2)建設予定地の都市計画変更を手続き中
第一種低層住居専用地域から病院が建てられる第一種住居地域に変更
土地利用を病院中心、建築物の高さ20mに制限する等の地区計画を策定
⇨市民から申し出なく公聴会開かれず
⇨都市計画審議会へ諮問予定
(3)バス路線導入を検討
地元自治会からのミニバス要望を受けて、京急バスと協議中
3.病床の増床は未定
(1)総合病院の実現には増床が必要だが、現在は未定
◎7月 横須賀三浦医療圏は22床不足
◎8月 今年度は22床の募集は行わない
◎10月 三浦半島の1月1日付人口と最新の病床利用率に基づいて基準病床数を見直すか協議予定
⇨従って、現時点で増床の可能性は未定
(2)増床確保の可能性
◎高齢化によって三浦半島の入院需要は増えるため県は、毎年、基準病床数の見直しを検討する方針
⇨2020年には196床不足と予測
(3)三浦半島で偏在する病床数と医療機能の適正化
◎逗子市は他市に比べて病床が少なく、急性期がない
⇨三浦半島内で偏在する医療機能を再編する必要がある
4.2022年開設をめざしたスケジュール
病床が募集されれば葵会が増床申請し、公募条件の200床以上、最終的に300床の病院をめざす
2018年度:都市計画変更・バス導入検討
2019年度:市の条例手続き、基準病床見直しなら増床申請
2020年度:市の条例手続き、基準病床見直しなら増床申請
2021年度:建築許可・工事、基準病床見直しなら増床申請
2022年度:竣工・病院開設(予定)
◎まちづくり条例、良好な都市環境をつくる条例、景観条例に約2年必要